巧妙「サクラサイト詐欺」 「占い」増加、高額請求も 対策弁護団があす実施 /神奈川



悪質なインターネットサイト業者が芸能人を自称するなどの「サクラ」を使って有料サービスを利用させる「サクラサイト詐欺」に関し、県内の被害対策弁護団が16日、無料の電話相談を実施する。全国各地で一斉に実施されており、新たな手口も生まれる中、実態の把握にも役立てる。

サクラサイト詐欺の手口は、芸能人を自称したり、「遺産を受け取ってほしい」などと金銭の供与や異性との出会いをほのめかしたりしてサイトに誘導。メール交換など有料のサービスを利用させることで支払いを続けさせる。県内の弁護団にも年約50件の相談が寄せられるという。

さまざまなパターンがあるが、中でも最近増加傾向にあるのが占いサイトに見せかけたもの。「占師による鑑定」などと称し、「呪文」を複数回送信させるなど多数のやりとりを促されて高額な利用料金を請求されるケースがあるという。弁護団の加藤武夫弁護士は「占いサイトを装った詐欺的なサイトには、精神的に弱っている時にのめり込んでしまう傾向がある。悩んでいる人はまず相談を」と呼び掛ける。

≪引用元:毎日新聞≫
http://mainichi.jp/articles/20170315/ddl/k14/040/250000c




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