「サクラサイト」被害相談受付 17日まで



芸能人や異性に成り済まして携帯メールなどから出会い系サイトなどに誘導し、高額な利用料をだまし取る「サクラサイト」の被害について、各地の弁護士会などが16、17の両日、30都道府県で「全国一斉110番」を実施する。県内でも16日午前10時から午後4時まで、埼玉弁護士会・消費者問題対策委員会が専用電話(048・866・5620)を設置し、相談を受け付ける。

同委員会によると、従来の被害に加え、ここ1、2年は「占い」のサイトに誘導する手口が頻発。「運気が上がる」などとあおられ、サイト側の指示で、無意味な文字や記号の羅列を送信するのに必要なポイントを購入し続けてしまう被害者が増えているという。

異なる利用者に同内容のメールが送られていることから、利用者ごとに「占い」が行われていないことが明らかなケースもあり、全国的には1000万円以上の被害に遭った人もいるという。

同委員会は「占いと言われると、(虚偽性が不明確なため)違法性の線引きをしにくい部分もあるが、泣き寝入りせずに相談してほしい。サクラサイトについて広く知ってもらい、被害に遭わないようにしてほしい」としている。【内田幸一】

≪引用元:毎日新聞≫
http://mainichi.jp/articles/20170316/k00/00e/040/176000c




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